ご挨拶

 

自動車業界の先駆けとして

 

私は自動車部品を扱う『自動車部品商』という家業の三代目として生まれました。初代の祖父は明治生まれで呉服屋の跡継ぎでしたが大正時代に踏切で電車と自動車の衝突事故を目撃して『これからは自動車の時代がやってくる・・・・』と一念発起し自動車業界に飛び込みました。

太平洋戦争の前に祖父は他界しましたが、私の父親と祖母とで戦後に『自動車部品商　津田商店』を再開いたしました。まだ日本ではほとんどが外国メーカーの車（外車）が走っている時代です。交通網、流通網も整わない時代に　『どの様に商売として成り立っていたのか？』 多くの苦労があったことと思います。とはいえ日本全体が多くの困難を克服して　みんなが前を向き進んでいたはずです。

自動車業界もその後は日本のメーカーが多くの名車を輩出し、日本を代表する産業としてめまぐるしい進歩を遂げてきました。その中で『自動車部品商』としての私の目標は自動車補修業界にこれから必要とされることは何か？これからの時代に自動車が求められる役割は何なのか？と問い続けることです。

ともすれば自然環境を破壊するCO2排出する悪者になりかねない自動車。人間が作り出した優秀な道具として　人間と共生する必要、不可欠な自動車。

これからの時代に合った自動車補修の分野でお客様に貢献できる『自動車部品商』として努力していきたいと思います。